3月7日、首都高速道路中央環状品川線の大橋ジャンクション(JCT)⇔大井JCT間の延長9.4kmが開通しました。
これによって、中央環状線全線約47kmが完成。
都心環状線を通過していた車両が分散化して、渋滞緩和につながるとの事です。
トンネルの特徴は、立坑(地上から縦穴を掘り、地下と地上を連絡する穴のこと)以外すべてシールド工法で施工した点です。
中央環状新宿線から品川線へ連続するトンネル区間【山手トンネル】は長さ18.2kmで日本最長の道路トンネルとなったそうです。
シールド工法とは…
トンネルを作る工法の一つ。地盤の崩壊を防ぐため鋼製円筒(シールド)の中で,セグメントを組み立てながら掘削を進めていく工法。すでにできあがったセグメントを反力にして,推進用ジャッキでシールドを前進させながら掘削したのち,セグメントを組み立て,前のセグメントに連結し,さらに前進する。


シールドマシン
大橋ジャンクションでは開削ができなかったため、世界で初めて完全非開削でシールドを切り開き、さらにトンネル同士を平行に接続したそうです。
世界初の施工に成功!
誇らしい技術ですね。
日本の土木技術の発展へ…当社も貢献していける様、より一層頑張ってまいります。